世界中で信頼され、多くの人々に愛されているスズキブランド。これからもお客様に「価値ある製品」をお届けします。

スズキは創業以来、お客様の立場に立った製品づくりをすべく、日夜努力を重ねてまいりました。今や国内はもとより、世界各国の人々からも高い評価を頂くまでに成長しています。

しかし、これからの社会では今まで以上に役に立ち、そして暮らしを豊かにする製品が求められていくことでしょう。このような時代にあって私たちは、若い感性と高い知性、そして優れた技術で常に新しい事、困難な事にチャレンジし真の価値ある製品づくりに挑んでいます。

四輪事業

軽自動車

軽自動車のパイオニアとして「価値ある製品」づくりを追求

現在、国内で販売される四輪車のうち軽自動車の占める割合は、約35%※1に達しています。これらの軽自動車は、通勤、通学や買い物など家庭で毎日使用する「生活車」として、また、個人商店や町工場、農家などで人や荷物を運ぶ「仕事車」として、人々の日々の暮らしに密着した欠かせぬ存在となっています。

※1 2016年1月~12月時点。全銘柄四輪車新車販売台数の軽自動車比率。一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人全国軽自動車協会連合会のデータに基づくスズキ調べ。

新ジャンルを開拓してきたスズキの軽自動車 ~オリジナルをスタンダードに~

~1979年~ アルト

「さわやかアルト、47万円」のコピーとともに衝撃のデビューを果たし、空前の大ヒットとなった初代「アルト」。商用・乗用の区別の見直し、グレードの廃止、全国統一価格の実現、助手席リクライニングシート等、原点に立ち戻ってクルマづくりを革新し、軽自動車の黄金時代を築く立役者的なクルマといえます。

 

1990年に登場した3代目「アルト」は、回転シートやスライドスリムドアを採用するなど、女性のシティーユースをメインターゲットとしたクルマ作りが特徴。初代に引き続き、女性のニーズを上手く引き出したクルマです。

 

8代目となる新型「アルト」は、新たに開発したプラットフォームを初めて採用し、徹底した軽量化の取り組みと、軽快でしっかりした走りを両立させました。また、パワートレインの高効率化とあわせて、ガソリン車No.1※2の低燃費37.0km/L※3を実現。こだわりのデザインと、ゆとりある室内空間だけでなく、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]をはじめとする先進の安全技術を搭載し、「安全性能」を進化させました。そして、アルト/アルト ラパンシリーズで2016年次カーオブザイヤーを受賞しました。

  • ※2 JC08モード走行燃費に基づく。ハイブリッド車を除く。2014年12月現在、スズキ調べ。
  • ※3 2WD CVT車
~1993年~ ワゴンR

1993年にデビューした初代「ワゴンR」は、個性的で存在感あふれるスタイリングと、乗り降りしやすい広い室内空間を実現。今までにない「小さなクルマ」のあり方を示唆したことが大きく評価され、'93~'94 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤーを軽自動車で初めて受賞しました。そして予想をはるかに超えた販売台数で一大センセーションを巻き起こします。

 

2008年9月に登場した4代目「ワゴンR」では広さと使い勝手、燃費性能をさらに向上させ、より多くの人に愛されるスタイリッシュなデザインを採用しました。いつでもどこでも、誰もが気軽に乗れるスタイリッシュで快適なワゴンRとして支持され、ワゴンRスティングレーも含め、2009年次RJCカーオブザイヤーを受賞しました。

 

2017年2月には6代目となる新型「ワゴンR」が登場。広くなった室内空間と軽ワゴンならではの使い勝手の良さをさらに向上させながら、機能性とデザイン性を両立させた機能美を表現しました。新たに搭載したマイルドハイブリッドは、モーターによるクリープ走行と、幅広い速度域でエンジンをモーターがアシストすることで、燃料消費を抑制し、軽ワゴンNo.1※4の低燃費33.4km/L※5を達成しました。安全面では、先進技術の採用により、先進の安全技術を充実させました。

  • ※4 軽ワゴン=全高1,550mm以上の軽自動車。JC08モード走行燃費(国土交通省審査値)。2017年2月現在、スズキ調べ。
  • ※5 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)。HYBRID FX(2WD車)、HYBRID FZ(2WD車)、ワゴンRスティングレー HYBRID X(2WD車)。

環境にやさしいエコカーと、扱いやすいコンパクトカーが社会的にますますクローズアップされるようになり、低燃費で経済的な軽自動車が注目を集めるようになりました。そのような中で、スズキは時代のニーズにあった軽自動車を発売し、男女を問わず幅広いユーザーに受け入れられています。

~1993年~ ワゴンR

軽ワゴンタイプの乗用車とSUV(スポーツ用多目的車)を融合させた、新しいジャンルの軽乗用車「ハスラー」は、広い室内空間とワンランク上のラフロード走破性を両立したパッケージング、個性的なSUVテイストのデザイン、使い勝手に優れた機能・装備を特長としています。「スズキグリーン テクノロジー」の採用により、優れた燃費性能と軽快で力強い走り。4WD車には 軽自動車で初採用※6の機能も装備しました。さらに、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]など先進の安全技術も搭載。お客様のライフスタイルに合わせた、いままでにない新ジャンルの軽自動車として、新しい市場を切り拓いています。

※6 ヒルディセントコントロール、グリップコントロール Aを除く4WD CVT車。 2013年12月現在、スズキ調べ。

~1993年~ ワゴンR

「アルト ラパン」は、ライフスタイルを豊かにする“身近な雑貨や家具のような愛着のもてる道具”という発想から2002年1月に誕生して以来、若い女性ユーザーを中心に高い評価を得て、独自のポジションを築いてきた軽乗用車です。3代目となる新型「アルト ラパン」は、女性がクルマに求めるものの調査・分析を行い、企画から開発、デザイン、機能・装備、アクセサリーの設定にいたるまで女性視点をふんだんに盛り込みました。ぬくもりを感じるこだわりのデザインに加え、広々とした室内空間には、デザイン性と使いやすさを追求した収納、「ナノイー」搭載のフルオートエアコン(X)、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)(L、S、X)の採用をはじめ、運転をサポートするメーター音声案内機能(S、X)や全方位モニター※7の設定など、女性にうれしい機能や装備を数多く採用しました。

*「ナノイー」はパナソニック(株)の商標。

※7 全方位モニターはメモリーナビゲーションとセットでメーカーオプション設定。(L、S、X)

コンパクトカー(小型車)

さらなる成長への牽引役

密集した都市部を、縫うように走る。狭い街路の多い日本、アジア、ヨーロッパでは、コンパクトカーが多くのお客様から求められています。また、地球規模で広がる環境問題に取り組む上で、コンパクトカーは、小さく、軽く、燃費が良く、CO2などの排出が少ないため、これからの社会にマッチした乗り物として大いに注目されています。そうした中、スズキは「小さなクルマ、大きな未来。」をスローガンに、コンパクトカーの「新しい価値」を絶えず追い求め、チャレンジし続けています。

世界で愛されるスズキのコンパクトカー

四輪車事業では、「スズキ=日本の軽自動車」と思われている方は多いかと思います。確かに、スズキの四輪車における日本国内での販売のうち軽自動車が大半を占めていますが、軽自動車は日本独自の規格ということをご存知ですか?実は2016年度のスズキの四輪車における世界販売台数は約286万台、そのうち海外の販売比率は7割を超える約224万台です。つまり、「スズキ=グローバルなコンパクトカーメーカー」なのです。

四輪車世界販売比率

合計:2,863,509台

二輪事業

スズキの二輪車を世界中のお客様へ

50ccスクーターからビッグバイクまで、スズキは幅広いカテゴリーをラインアップしている世界有数の二輪車メーカーです。また、国や地域によって、様々な市場ニーズにマッチした製品を、タイムリーに投入し続けています。特に、スズキの特長を生かしたスポーティーな商品の開発に、力を入れて取り組んでいます。

二輪事業は、輸送用機器メーカーとしてのスズキの原点であり、同時に精神的支柱でもあるといえるでしょう。中でも花形はスーパースポーツ。このカテゴリーの先駆けである『GSX-R』シリーズは、幾多のモデルチェンジを重ねながらも日本や欧米で高い人気を獲得し続けています。また、かつての『カタナ』シリーズや『隼(ハヤブサ)』など、独自の世界観を持つスズキのバイクづくりは世界的に非常に高い評価を受けています。
2015年シーズンより、二輪車レースの世界最高峰であるMotoGPに復帰し、復帰2年目の2016年には、イギリスGPで見事優勝を勝ち取りました。高次元の競争を通じて高い技術を磨き、量産車へのフィードバックを図っています。レースや製品を通じて、世界中のお客様の満足度向上へ更にチャレンジしていきます。

新興国における二輪車は日常の交通手段としての用途が主ですが、モータースポーツの人気を背景に、趣味性の高いスポーツモデルの需要も高まってきています。スズキはこのような需要に応えるため、これまでも日本から大型二輪車の『隼(ハヤブサ)』などを完成車で輸出して販売してきましたが、より幅広いユーザー層へ向けたステップアップモデルとして小排気量スポーツバイク『GSX-R150』やストリートスポーツバイク『GSX-S150』などを投入。加えてインドで数々の賞を受賞した『GIXXER』も投入し、新興国市場でのスズキブランドの向上に取り組んでいきます。

二輪車における次世代技術

独自のシンプル・コンパクト設計で二輪車への搭載が可能に。
空冷式燃料電池システム
BURGMAN FUEL CELL

空冷式燃料電池は、水冷式と比較して補機類が少ないため、小型・軽量・低コスト化が可能なシステムです。加速時は燃料電池に二次電池の電力をプラスして力強い加速を実現。減速時はモーターの発電電力を二次電池に蓄電することで、効率的なエネルギー制御をしています。現在、様々な実証実験等に参加し開発を進めています。

マリン事業

マリンライフをより身近に

マリン事業は、二輪、四輪に次ぐ歴史を持つ事業です。スズキが初めて船外機を発売したのは1965年。以来、マリンレジャー、フィッシング、そして過酷な状況にさらされる漁業用と、様々な用途における信頼できるパートナーとして世界中で広く愛用されています。太平洋と浜名湖に面した浜松に本社を置くという土地柄もあり、スズキは早くから水上交通の分野にも目を向けてきました。
そして二輪車・四輪車で培った技術を生かし1965年にスズキ初の船外機「D55型」を発売以来、2015年で船外機誕生50周年を迎えました。環境問題や燃費向上に対応し4ストローク化を順次進め、現在ではDF2からDF300APまで、他に類を見ない充実のラインアップとなっています。スズキは常にマリン市場に情熱を傾け、そのすべてを優れた船外機の開発に費やしてきました。それはこれからも変わることなく、脈々と次の世代に受け継がれていきます。

電動車いす事業

もっと便利で快適に、そして確かな安心を

暮らしに役立ち、暮らしを豊かにする「価値ある製品」づくり。このスズキのモットーを体現しているもののひとつが、セニアカーやタウンカートに代表される電動車いすです。お客様の声に真摯に耳を傾け、より便利で快適にお使いいただける製品をつくり続けてきたスズキは、この分野においても厚い信頼をお客様からお寄せいただいております。これらの製品で何より大切にしなければならないのは、安心してお使いいただけることです。そのため、お客様のニーズを具現化すべく、必要とされる機能とデザインの両立を追求し、高い信頼性を目指した製品開発をおこなっております。今後も、利用者や使用状況等を考慮した新規車両の開発を積極的に進めることで、社会に貢献していきます。