スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:村田

データサイエンス

チームがメンバーをサポート
メンバーがチームの力を増強

データサイエンス(技術研究開発)村田

2020年度入社/情報系学部出身

データ分析を行いながら、
ロボット開発にも着手

入社当初は学生時代に学んだ知識や研究を基に仕事を進めようと意気込んでいましたが、実際に業務を始めてからは「さらに高度な技術を使ってデータ分析をしなければ、課題を解決できない」ことがわかりました。ただし、学生時代の知見が役立つ場面もあり、そのようなときには自信とやりがいを感じながら仕事に取り組んでいました。

私は現在、スズキの開発拠点の一つである横浜研究所にて、データ分析とロボット開発の業務を担当しています。

データ分析の仕事では、設計部門や生産部門などから「この画像データが異常かどうかを判断してほしい」「走行データを分析し、そのクルマの挙動について知りたい」といったリクエストを受け、分析とフィードバックを行っています。

もう一つの業務であるロボット開発では、横浜研究所全体で四足歩行ロボットの先行開発に取り組んでいます。JAPAN MOBILITY SHOW 2023で『MOQBA(モクバ)』というモデルを公開し、現在はそのブラッシュアップ作業を進めています。シームレスで快適な運転を実現する制御技術や、スマートな歩行のための技術改良、お客様に不快感を与えない制御方法など、達成すべき項目が数多くあり、日々開発業務に励んでいます。

社内の雰囲気、業務範囲の広さは
想像どおり

データ分析の仕事では、設計・生産・品質部門など全社規模の部門から依頼が届くため、依頼内容は非常に多岐にわたります。必ずしも得意分野のデータ分析ばかりではありませんが、メンバーと協力しながらチームとしての力を発揮しています。

仕事を始めてからも、以前から抱いていたスズキのイメージと大きなギャップは感じていません。入社前に接点のあったリクルーターの方から「スズキは一人が担当する業務の幅がかなり広い」と聞いていましたが、まさにその通りです。データ分析からロボット開発まで幅広い仕事に携われることは、自分の可能性を広げることに直結すると考えています。

チームとしての仕事の遂行力と、社員一人ひとりが幅広い分野に挑戦できる環境。まさにスズキの魅力が詰まった職場で働けることは、私にとって最上の喜びです。

高レベルのタスクに挑戦し、
確実な結果を出し続けたい

日々取り組んでいるデータ分析の仕事には、論理的思考力、問題解決能力、さまざまな観点からの洞察力が求められます。時系列データ、画像データ、自然言語処理など、非常に幅広いデータが分析対象となる現在の仕事では、高度なスキルが必要とされ、レベルの高いタスクが続きます。しかし、それらを乗り越えることでスキルが向上し、大きな自信につながり、会社への貢献もできるため、大きな「やりがい」を感じています。

この仕事で最も避けるべきことは、「間違った分析結果を出すこと」です。誤った分析結果を依頼部門に提供してしまうと、さまざまな判断に悪影響を及ぼし、会社全体にも大きな打撃を与える可能性があります。そのため、データ分析の結果の品質には細心の注意を払っています。こうした事態を防ぐため、データ分析は一人だけでなく、他の社員も並行して検算を行い、確実に結果が一致することを確認しています。

今後の課題は、
弱点の部分を克服していくこと

私の強みは画像や動画に関する知見ですが、音声や言語処理などの分野における弱点を克服することが重要だと認識しています。具体的には、アルゴリズムに関するWebサイトや有用な論文から学習を進める予定です。また、これらの最新技術に関する資料の多くが英語で書かれているため、英語の学習も並行して進める必要があります。こうした学びを通じてスキルを向上させ、会社への貢献度を高めていきたいと考えています。

ロボット開発については、設計・製作・制御の研究を行う「ロボティクス」の知見を深めることが目標です。これにより、現在進めている先行開発を加速させることができ、スズキの技術資産としても蓄積できると考えています。

研究開発への積極的な投資で、
将来の姿も楽しみ

現在携わっているデータ分析やロボット開発の仕事は、中学校や高校時代からイメージしていた将来像とおおむね一致しており、その実現に喜びを感じています。もちろん、これからもさまざまなデータを解析しながら、さらなる成長を遂げていきたいと考えています。

また、スズキはインドをはじめとする新興国の四輪市場で高いシェアを占めており、グローバル企業としての財務基盤は非常に安定しています。研究開発への投資も大規模に行われているため、安心して分析・開発業務に専念することができます。

休日の楽しみ

東京の大学に通っていた関係で、休日は学生時代の友人と過ごすことが多いです。飲み会や麻雀を楽しんだりして、充実した日々を過ごしています。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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