スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:藤井 智志

国内営業文/理

営業最前線だからこそキャッチアップできるお客様の声

国内営業(株式会社スズキ二輪 出向)藤井 智志

2017年度入社/経営学部出身

複数の店舗を経験し、
スズキ車の魅力を再確認

私は学生時代から愛用していた二輪がスズキ車で、一人のユーザーとして、コストパフォーマンスに優れ、乗り心地が良いスズキの二輪に惚れ込み、社員としてこの魅力を多くのお客様へ伝えたいと入社を志望しました。

入社後は、希望が叶い、国内営業の二輪に配属となり、5年間で4店舗を経験しました。静岡県・愛知県という隣接した二県間での配属でしたが、地域によってお客様の気風がさまざまで、異なる対応が必要でした。たとえば、都会に近い店舗ですと、急いでいるお客様が多い印象が強く、テキパキと商談を進めるよう心がけると喜ばれます。一方、市街地から離れた店舗の場合は、ゆとりをもって行動するお客様が多いので、細かく丁寧に、安心していただけるようじっくりご案内することが肝心です。まさに、郷に入っては郷に従えだなと感じました。

スズキの社員となりさまざまな営業現場で、製品を知れば知るほど、スズキ車の考え抜かれた開発技術の凄さに改めて驚かされました。たとえば機能面だと、トルクを低速から充実させることでスタート時のパワーをより強化している点も一つです。他社の製品では高回転走行に向いたスペックが多いのに対し、スズキは徹底してユーザーの乗りやすさを重視しています。お客様からもよく「乗り心地が良い」という評価をいただくのはこのためです。常にお客様に寄り添った製品づくりへのこだわりが伺えます。

お客様のご要望を聞き取ることが
重要なミッション

営業職として入社し、しばらくの間はお客様に、製品の長所ばかりを一方的に発信していました。しかし、それでは「売りたい!」という気持ちだけが先行し、まったくコミュニケーションになっていないことに気づきました。しばらくしてやっと「お客様がどういう二輪を探しているのか、ご要望をしっかり受けとめ理解するべきだ」と気づいたのです。その結果、徐々にお客様の信頼を得られるようになりました。

お客様に対しては、お話を細かく聞きとってイメージに合った車種を提案します。ご購入後、「このバイクにして良かった」「藤井さんが薦めてくれたバイクだったから、不安はなかったよ」といったお声をいただくと、お客様と一体になれた気がしてとてもやりがいを感じますし、自信も膨らみます。もちろん、お叱りを受けたこともあります。しっかりとお客様のご要望を聞かず、勝手な思い込みでミスをしてしまったケースだったので、大切な教訓として心に刻み込んでいます。

本社に近いという
アドバンテージを活用

現在勤めている店舗では、お一人おひとりがバイクを所有されているご家族、お一人で2台所有されているお客様、父親から息子へ、二世代に渡ってご愛用されているお客様など、さまざまなケースがあります。店舗の立地は、電車・バス路線が細かく敷設されていない地域のため、生活の移動手段として複数のバイクを購入されるご家庭が多いのです。今後は、こうした地域特性を活かした営業戦略を推進することも重要だと捉えています。

また、店舗がスズキの本社に近いこともあって、多くのスズキ社員が購入のために来店することも特長です。スズキ本社に赴いて、駐輪場で社員の整備車両の引き取りをするケースも少なくありません。そのようなときに、開発に携わった社員の方と交わす会話は、私にとって宝の山なのです。技術的なことや製品の開発秘話など、得られない貴重な情報を入手できることは、この店舗ならではの特権です。

営業職で体得することは将来への基盤

営業職で得られる経験は、私のキャリアにおいて貴重な財産だと思っています。製品の販売、車両の手配・納車だけではなく、任意保険の提案・管理、中古車情報サイトの運営・管理、販売促進物の制作、モーターサイクルショーの説明員など、さまざまな業務を体験でき、しかもお客様から直接、情報をキャッチアップできる仕事です。

もともと、私は他人と話すのが得意ではありませんでした。しかし、就職活動を控えて一念発起し「苦手なコミュニケーション力を必要とする営業職を目指そう」と決断しました。そして、スズキの採用面接で、運命的な出会いを経験することになります。それは、当時私が愛用していた『GSR250』の企画に携わった方が面接官だったのです。
その方との面接ではおおいに会話が弾み「いつかは大好きなスズキ車の企画もしてみたい」という、さらなる将来の夢を描かせてくれたのです。

休日はモトクロスでバイクを堪能

休日は、天竜川の近くにある専門コースで、バイク好きのお客様や、仲の良い同僚とモトクロスを楽しんでいます。もう少しトレーニングを積み重ねる必要がありますが、いずれは大会にも参加してみたいと思っています。チーム内の経験豊富な先輩方から、楽に走るための技術や、速く走行する秘訣などを学んで、より高いレベルにも挑戦したいと思っています。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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