スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:髙田

商品企画文/理

お客様のリアルなニーズを
商品化へつなげたい

商品企画(四輪)髙田

2015年度入社/経済学部出身

学生時代のマーケティングリサーチ経験

大学ではマーケティングを専攻し、ゼミでの2年間は、企業や地方公共団体と協力した新商品の提案や、街づくりの企画に取り組みました。その過程で、ユーザーの声を正確に分析することが重要であると感じ、ターゲットとするユーザーにインタビューを重ね、ニーズを把握する努力をしました。

特に印象に残っているのは、大手菓子メーカーが協賛する商品企画の学生コンペに参加したことです。オンライン販売商品の企画をテーマに、インタビューやアンケート調査からアイデアを創出し、プロトタイプ製作から企画書、企業への提案といった一連の商品企画の流れを経験しました。

海外のインフラに貢献したいという思い

学生時代に2か月間、マレーシアでの海外インターンシップを経験しました。その際、現地の方々が古いクルマを長年大切に使っている姿を目の当たりにし、新興国のインフラに貢献できる仕事に就きたいという思いを強く抱くようになりました。

その思いから、就職活動では、国内外の社会インフラを支える日系メーカーを志望し、主に輸送機器業界を中心に検討していました。その中でもスズキを選んだ理由は、新興国を中心に手の届きやすい価格で「日常の足」となる製品を提供している、この会社の姿勢が私の思いと一致していたことが、入社の決め手となりました。また、スズキ製品のポップで親しみやすいイメージにも惹かれました。

財務部での貴重な経験

入社後、最初に配属された部署は財務部でした。海外と関わるイメージはあまりないかもしれませんが、実際には海外に関連する業務も多くあります。日々変動する為替市場や国際情勢をチェックしながら、銀行との外国為替取引を行ったり、時には大型の資金運用案件を任されることもありました。

また、海外子会社の資金管理プロジェクトにも従事し、アジアやヨーロッパに足を運んでプロジェクトの説明や協力をお願いすることもありました。スズキにはどこの部署でも、若手のうちからダイナミックな経験を積む環境が整っており、グローバルな視点や国際的なコミュニケーションスキルを迅速に習得できるのが魅力です。

周囲の協力の重要性を実感

現在私は、四輪の商品企画を行う部署で、新興国向け新モデルの企画を担当しています。データ分析や現地でのユーザーインタビューなどの市場調査から得たアイデアをもとに、コンセプトを設定し、様々な関係者にプレゼンテーションを行います。デザイン部によるプロトタイプができた時には、「ちいさな気づきから企画したコンセプトがカタチになった」ことにやりがいを感じました。

私の担当するモデルは、スズキの中では比較的サイズの大きいモデルで、スズキが得意とするコンパクトカーとは異なるお客様へのアプローチが必要でした。そのため、最初は、企画したコンセプト案に「本当にニーズがあるのか?」と自問自答を繰り返し、孤独を感じることもありました。しかし、現地での検証インタビューを通じて、ニーズが存在することを明確にでき、周囲への説明を重ね、理解を得ることで、4人のチームから関係者が増え、たくさんの方が協力してくれるプロジェクトに成長していきました。

文系出身でクルマの知識が乏しかった私ですが、設計やデザインのメンバーから多くのことを学んだおかげでプロジェクトを進めることができました。また、現地子会社スタッフとも何度もディスカッションを重ね、コンセプトのブラッシュアップをするなど、周囲とのコミュニケーションの大切さを実感しました。

ゴールに向けての感謝の気持ち

商品企画の魅力は、市場調査等を通じて、想像もしていなかったお客様のリアルなニーズを発見することができる点です。約4年間担当している今回のモデルでは、そのリアルなニーズをくみ取った魅力的なモデルになっていると感じており、今は商品化を実現させることが目標です。それは、お客様が本当に欲しい商品を届けたいという強い思いでもあり、プロジェクトに関わり、協力してくれた多くのメンバーへの感謝の気持ちでもあります。

また、将来は、現地に駐在し、より深いレベルでお客様のニーズをくみ取り、現地の人々の生活をより豊かにするため、クルマという製品から貢献していきたいと思っています。

休日の楽しみ

休日は、県内のJリーグチームの観戦、ドライブなどを楽しんでいます。長期連休には会社の先輩や後輩と海外旅行に行くこともあります。仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、充実した日々を送っています。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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