スズキ株式会社

RECRUITING

1・2・3 / 2・4・6若手社員による座談会

写真:文系座談会

文系 1・2・3年目の座談会

Discussion 1・2・3 個人の意思が尊重され、
若いうちから仕事を任されて
大きく成長できる環境

Discussion Member

写真:澤崎 咲智子 1

澤崎 咲智子 財務本部 財務部/2022年入社

国際教養学部卒。大学時代に金融に興味を持ち、個人的に会計を学んで日商簿記などの資格を取得。その知識を活かして財務経理の仕事がしたいと就職活動を行い、もともと興味を持っていた自動車業界のなかで財務部への配属の可能性があり、最初から自分のやりたいことができるスズキに惹かれて入社。

写真:佐々本 梨乃 2

佐々本 梨乃 IT本部 デジタル化推進部/2021年入社

教育学部卒。当初は教諭を志していたものの、もっと大きなコミュニティで働きたいと一般企業への就職を希望。過去、自動車事故に遭った経験から「安心して乗れる車を届けたい」と自動車会社を志望し、なかでもスズキは商品に魅力があり、世界で活躍している企業で働きたいと思い入社。

写真:牧窪 隼大 3

牧窪 隼大 法務・知財本部 ビジネス法務部/2020年入社

法学部卒。学生時代からクルマが好きで、愛車でサーキット走行を楽しむのが趣味。就職にあたっても、自分の好きなものに携われる仕事がしたいと考え、自動車メーカーを志望。なかでもスズキは法務部への配属の可能性があり、大学時代に学んだ法律の知識を活かして活躍できると考えて入社。

3人とも希望通りの配属。
入社後、良い意味でいろんなギャップを感じた

牧窪
私はいま3年目ですが、スズキは個人の意思を尊重し、若いうちから機会を与えてくれる会社ですね。
入社時の配属も希望通りの法務部でしたし、早々に契約書の審査などを任されて専門性を磨いています。
佐々本
確かにチャンスを与えてくれる会社だと思います。
私の場合、まったく専門外だったIT本部への配属を希望したのですが、それを受け入れてもらってITの世界でキャリアアップしています。
大学時代はパソコンなど、得意というわけではなかったのですが、スズキのIT本部は文系出身でも研修を受けて活躍できると聞き、面白そうだからチャレンジしてみたいと。
澤崎
私も先輩方と同じように、希望がかなって財務本務への配属となりました。
最初は先輩の補助的な仕事から始めるのかと思っていたのですが、すぐに貿易のL/C(※)決済に関することは私が窓口となって担当することに。
新人の私にもこうしていきなり仕事を任せてもらえることに、少しビックリました(笑)。

(※)Letter of Credit:貿易取引の決済に使われる信用状。輸入者(買手)の取引銀行が輸出者(売手)宛てに発行し、銀行が輸入者に代わって輸出者に対して代金の支払いを保証する確約書。

佐々本
私もスズキに入社して、良い意味で想像と違っていました。
スズキは大きなメーカーなので堅い会社なのかと思っていたら、IT本部は若い社員が多くて、座席もフリーアドレスで自由な雰囲気。
ITシステムの開発も社外の専門企業に委託するのではなく、内製化しているものもあり、自分たちの手で企画設計から開発、そしてテストまで行っているのです。
自分でプログラミングするとは思いも寄らず、最初はとまどいましたが、上司は「大変だけどマルチな実力が身につくよ」とおっしゃっていて、モチベーションをもって仕事に取り組んでいます。
牧窪
私もそうでしたね。
配属される前は、法務部はデスクで黙々と作業する部署というようなイメージでしたが、法的な観点からスズキの事業を後押しするのが法務部の仕事であり、実は社内のいろんな方々とコミュニケーションをとる機会は多いです。
契約書の作成や修正が私の主な役割ですが、担当部門の方々と契約条件について議論を行いながら作業を進める、思っていたよりもアクティブで面白さを感じる仕事です。

先輩方の手厚いサポートのおかげで
すぐに活躍できるようになった

澤崎
先輩方は、2年3年とキャリアを積むにつれて、どんなふうにご自身の成長を感じていますか。
佐々本
IT未経験だったこともあって、研修を受けてチームに配属されたものの、1年目はしばらくわからないことだらけでした。
しかも、開発するものは、販売代理店の新人整備士の方々に向けた新しいデバイスで、点検作業を音声で知らせて結果を音声で入力するというシステム。
スズキはこうした先進的なITの導入に意欲的に取り組んでおり、それは大きな魅力でもあるのですが、私にはかなりハードルが高かった。
でも、チームの先輩方が丁寧に指導してくださって、徐々に自分ができることを広げていきました。

澤崎
私も先輩方にとても助けていただいています。
配属されてすぐL/Cに関する業務を任され、銀行からの問い合わせメールが直接私のところに送られてくるのですが、メールのやりとりの内容を先輩が必ず見てくれていて、困ったことがあればすぐにサポートしてくださる。
そこから私もいろいろと学び、L/Cについてはほぼ自分で対応できるようになりました。
佐々本
1年目は本当に「何がわからないのかもわからない」ような状況でしたが、2年目に入ってからは「この問題はこの人に聞いて解決しよう」と自分からアクションを起こせるようになってきましたね。
まわりにはいろんなITの専門家の方がいらっしゃり、みなさんと関わることで自分のネットワークが広がって、社内のノウハウを使いこなせるようになってきました。
牧窪
私も新人時代は右も左もわからず、契約書を審査する際、その契約書がスズキにとって有利なのか不利なのか、まったく判断できませんでした。
でも先輩方にアドバイスをいただきながら、過去の実績なども参考にしていろんな審査を手がけるうちに、契約書を見る眼が養われてきました。
最近はスズキにとって前例のない部品の開発を委託する際の契約など、難易度の高い案件も任されるようになってきて、そんな時は自分の成長を感じますね。
澤崎
私はまだ新人ですが、L/Cについて聞きたいことがあれば、まず私に連絡しようと関係部門の方々に思っていただけるようになり、社内で少しずつ認められてきたと実感できる時がいまはうれしいです。

2年目で海外出張。社内留学制度もあり、
早くからいろんな経験を重ねられる

佐々本
キャリアを重ねると、自分の仕事の成果も実感できるようになります。
私も最近、私のチームで開発したシステムが導入されている販売代理店へ実際に足を運び、新人の整備士の方々が実際に使われているのを目の当たりにしました。
現場からも「新人教育に役立つ良いシステムだ」というお褒めの声をいただき、その時はテンションが上がりましたね。
牧窪
私の場合は、審査した契約が無事に締結されて、プロジェクトが実を結んだ時にやりがいを感じますね。
先日、スズキが開発した、高齢者の方々の移動を支援する電動アシストカートを浜松市内の公園内で試験運用するプロジェクトが実施されたのですが、その連携先との契約を私が担当しました。
このプロジェクトは社会的な意義が大きいとニュースにも取り上げられ、それを実現することに貢献できてうれしかったです。
そういえば、佐々本さんは、近々海外出張に行かれるのですよね。
若いうちから世界を経験できるのも、スズキでキャリアを積む大きな魅力ですね。

佐々本
ええ。インドのデリーで、海外のグループ会社も含めてIT本部全体のグローバルな会議があるのですが、そこに私も参加させてもらえることになりました。
初めての海外出張で楽しみですし、そこでまた新しい経験をして自分を高めていきたいです。
澤崎
先ほどから、先輩方が「若いうちからいろんな機会がある」とおっしゃられていますが、私も最近、社内横断の業務改革プロジェクトのメンバーに選ばれて参加することになりました。
上司からは「何か改善すべき点があったらどんどん提案して」と言われているのですが、ちょっと抵抗を感じていて……。
佐々本
スズキは若手であろうと公正に意見を聞き入れてくれる会社なので、気づいたことがあれば積極的に提案したほうがいいですよ。
IT本部でも、私の同期が上司に「新人教育をこう変えるべきでは?」と提案したところ、その同期を中心に改善を進めていきました。
2年目でもこうして会社に影響を与える仕事ができるから、澤崎さんもチャレンジしてほしいですね。
牧窪
あと、スズキでは一定期間、他部署の業務を経験できる「社内留学制度」(※)がテスト実施を開始されましたよね。お二人は社内留学したいと思っていますか?

(※)(トライ)社内留学制度:一部の部署でトライ実施中(2022年12月時点)。自分の業務を行いながら、他部署で、これまで自分が挑戦してみたかった業務や関心があった業務を、3ヵ月程度実際に担当・経験できる制度。

澤崎
私はいま貿易を決済するL/Cを扱っているので、その当事者である海外営業部門を経験してみたいです。
そして将来は、貿易決済だけではなく、資金運用や決算など財務経理全般を経験してみたいですね。
佐々本
私の部署では「経営企画部」を希望して社内留学した同期がいますが、確かに視野を広げる上でこの制度は良いですよね。
私自身は、まだまだITのスキルが未熟なので、いろんなシステム開発を経験してまずは今の部署で活躍できる人材になりたいです。
牧窪
私もスペシャリストとして法務を究めていきたいですね。
いまは国内の案件を中心に担当していますが、これからは海外企業との契約にも携わり、自分の価値を高めながらスズキの発展に貢献できればと思っています。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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