私はスズキに入社して以来、一貫して国内営業に携わり、様々な現場で経験を積むことができました。最初に配属されたスズキカルタス奈良では、小型四輪のみを扱う販売会社で、直販営業と業販営業の両方に携わりました。当時は車種ラインナップも少ない中、ご来店いただくお客様の有難みや営業の基本を学び、キャリアの基盤を築く事が出来ました。私は、地域に根差した自動車整備工場などの販売店を介してお客様へスズキ車を販売する業販営業に特に魅力を感じていました。販売店の経営者の方々との出会いは刺激的で、足しげく通ってご提案した企画が採用されたり、信頼を得ることができた時の喜びは格別でした。新人時代にお世話になった販売店の社長さんとは、いまでも年賀状のやりとりが続いており、これまで培ってきた人脈は私の人生における財産になっています。
その後、スズキ自販静岡に異動となり、中堅スタッフとして自身の実績向上と後輩の指導育成に取り組む中で伊豆エリアを統括する営業所の所長を任され、チームをマネジメントする経験を積みました。ひとりで出来る仕事には限りがありますが、チームが同じ方向にまとまることで大きな数字が出来る、今でいう1 on 1のようにミーティングを重ね、納得感を持って仕事に取り組んでもらう、私のチームビルディングやマネジメントの原点となっています。そしてスズキでのキャリアも20年に及ぼうかという頃、スズキ自販鳥取に異動となり、社長に次ぐナンバー2の営業責任者に就任しました。社長の右腕となって代理店経営に携わると共に、広い鳥取県内を隈なく回り、市場拡大に努める日々を送りました。