スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:俵 昂大

海外営業文/理

国々の特有な事情を勘案

海外営業(船外機)俵 昂大

2021年度入社/外国語系学部出身

各国の市場を把握することが肝

私はマリン営業部のアジアチームでマレーシア、インドネシア、タイ、そして台湾の地区を担当しています。地区担当の業務内容は、おおまかに言うと海外代理店からのオーダー受注、出荷管理、加えて、海外代理店の販売台数や在庫台数、来期の生産台数などを管理するほか、販売促進施策の提案、イベントサポートなどに取り組んでいます。

担当国が4ヶ国あるため、それぞれの市場の特徴や状況を把握することが肝になります。
船外機事業は特に、国によって船外機の使用用途、馬力など市場が異なっています。インドネシアとマレーシアでは漁師さんが使用する小型の船外機が主要な製品になっている一方、タイでは観光船などに使われる大型船外機の需要が高いという特徴があります。また時期によっても市場状況は異なります。コロナ後に観光客が増え販売が好調な市場もあれば、雨季が続いているので漁やレジャーが止まり、販売が落ち込んでいる市場もあります。こうしたさまざまな事情をふまえて判断をしなければ、各国での販売を安定させることはできないと思います。

また、全体の流れを把握するスケジュール管理も大切です。たとえば、納品を急いでほしい海外代理店、逆に在庫台数の多いモデルに関しては納品を遅らせてほしい海外代理店など、各国によって事情が異なります。これら一つひとつの状況を理解して、海外代理店の販売が上手く回るようスケジュール管理に努めています。

代理店の要望に応える大きなやりがい

業務をしていると、担当の海外代理店から様々な要望をもらいます。例えば、入札案件への対応です。担当している国々では、政府が指定する船外機の条件をもとに各メーカーが入札していく案件があります。その流れとしては、まず現地の海外販売代理店から馬力や台数、納期など船外機に求められる条件が伝えられてきます。私たちはその条件をクリアできるかを供給部門や生産部門、出荷部門と調整して、輸出に向けてそれぞれの業務を進めていきます。

私もこうした入札案件に取り組んで海外販売代理店の要望どおり受注に結びつけたことがあります。スケジュール的に厳しい場合もありますが、他部門とともに慎重かつ迅速に進め入札案件獲得につなげる。代理店の要望に応え、結果に結びつくと改めて大きなやりがいを感じます。

『お客様目線』を体現化する
海外駐在員が目標

就職活動は、「世界中に拠点を構えてグローバルにビジネスを展開している企業で働きたい」ということを主軸に行っていました。そんななかで、『お客様目線』を主張しているスズキのWebサイトを見て大きく心を揺さぶられたのです。そこには、実際に現地のお客様のもとを訪れ、いろいろな調査を行った海外駐在員の例も掲載されていました。お客様がお買い上げになった製品がどのような使い方をされているのか、どのような機能が求められているのかなどを調査して、課題があれば対応策を練る…この姿にすっかり感心しました。

この海外駐在員の姿こそ、現在の私の目標です。そのためには現在の仕事から学べることをしっかり修得することが大切だと思っています。海外駐在員として赴任すると現地のお客様と接したり、また、販路拡大、販売促進に直接関わってくるわけですから、現地でどのようなことが求められるのかを吸収できる今の業務が活かされることに違いありません。

上司・先輩から学んだ『数字』の重要性

上司・先輩はみなさん、明るく朗らかで、スムーズに仕事を遂行できる職場環境だといえます。わからないことを質問しても、なにひとつイヤな顔をせず丁寧に教えてもらっていますし、自分の意見も発しやすい。ミスをしても咎めることもなく、何が解決につながるかを共に考えてもらえます。まさに風通しがよくて、人間関係には大満足ですね。

みなさんからは、数字一つひとつに根拠があること、その数字に責任をもつことの重要性を学びました。たとえば販売目標に関して、前年度より高いのか低いのか、なぜその数字を設定したのか、その目標を達成するには本社からどのくらいの供給量が必要なのか、販売台数は毎月等分なのか差があるのかといったことをしっかり考え整理しておかなければならないわけです。計画の数字をもつことは当たり前ではありますが、その数字に責任をもつことがビジネスマンとしては欠かせない心構えだと思います。

旅行でリフレッシュ

休みの日は、国内旅行を楽しむことが多いですね。いろいろ足を運んだなかでも会社の同期と行った静岡BBQ旅行が特に思い出に残っています。コテージを借りて、自然の中でBBQをしながらお酒を飲んで、温泉に入り、最高でした。海外へも行っていますが、すべて仕事絡みです。そんなに遠くない将来、プライベートでじっくりバカンスを楽しんでみたいですね。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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