スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:小林 春陽

監査文/理

グループ会社が抱える問題を見極め、解決策を示して経営に貢献していく

監査(国内) 小林 春陽

2015年度入社/法学系学部出身

真面目で誠実な
スズキの社風に惹かれて志望

就職活動では、目に見える形で社会への貢献を実感できるメーカーで働きたいと考え、なかでも人々の生活を広く支える自動車業界に関心を持っていました。スズキを志望したのは、主力製品の軽自動車が老若男女あらゆる層のお客様に愛されており、まさに社会に欠かせない企業だと考えたからです。また、会社説明会でお会いした社員の方々も皆さん誠実な印象でした。私自身も真面目にコツコツと物事に取り組むタイプなので、スズキの社風が自分に合っていそうだと感じたことも、入社を決めた理由のひとつです。

入社後、私が配属になった部署は国内監査部です。監査とは、会社の事業や業務が、法令や社内規定に沿って正しく行われているかどうかを評価し、問題があれば改善を図っていく仕事です。入社以来、私はこの監査を中心にキャリアを重ねています。

毎年、新たなチャレンジの連続で
大きく成長

入社1年目は、スズキグループの販売会社の監査に携わり、上司や先輩と一緒に全国各地に出張して現地で調査する仕事を手がけました。2年目からは役割が変わって、グループ会社の経営状況の分析を担当しました。各社の決算数字を見て、問題が見つかればどこに原因があるのかを明らかにし、上層部に報告することがミッションでした。まだキャリアの浅い私には難しい仕事で、毎日勉強が必要でしたが、少しずつ経営分析ができるようになっていくことに成長を感じていました。

そして3年目の夏から、私はグループ会社に出向して経理や税務の実務を担うことになりました。出向先は、自動車部品の製造を手がけるスズキ100パーセント出資の株式会社スニックでした。これまでは、スズキの本社側でグループ会社から経営状況の報告を受ける立場でしたが、今度は逆の立場を経験することになったのです。

グループ会社への出向で
経営的な視点を養う

グループ会社のスニックへ出向し、自動車部品の製造というリアルなビジネスの現場で経理や税務を手がけたことは、私にとってたいへん貴重な経験になりました。グループ会社がどのように決算の数字を作っているのかを肌で理解できましたし、税金に関する複雑な知識なども身につけることができました。

さらに、スニックの社長から「ただ数字を集計するだけではなく、もし利益が上がっていないのであれば、収益構造をどう変えるべきなのか、そこまで分析できるようになりなさい」と直々にご指導をいただき、それを意識しながら仕事に取り組むことで、経営的な視点も養うことができました。スニックには4年ほど在籍しましたが、この間、本当に大きく成長できたように感じています。そしてスズキ本社への帰任後は、入社1年目に手がけたグループ会社の監査をあらためて担当しています。

ゆくゆくはスズキ本体の経営を
担える人材に

現在、スニックのような製造系のグループ会社と、輸送業やマリン事業などを営むグループ会社をあわせて10社程の監査を担っています。これまで出向先のビジネスの現場で実務に携わるなど、さまざまな経験を積んできたこともあって、私がやるべき仕事のレベルも上がっていると感じています。

私に求められていることは、ただグループ会社を監査して問題を指摘するだけではなく、それが会社の仕組みに起因しているのか、それとも従業員の能力に起因しているのかなど、本質的な原因を見極めて現実的な解決策を提案し、改善を促していくことです。まさに経営コンサルタントのような高度な役割を果たさねばならず、大変な作業ですが、私が力を尽くすことでスズキグループ全体の発展に貢献できると思うと、大きなやりがいを感じます。これからさらにキャリアを重ねて、ゆくゆくはスズキ本体の経営を担えるような人材になることが、いまの私の目標です。

仲の良い同期たちと会って、
気持ちを新たに

休日は妻と買い物に行ったり、散歩に出かけてリフレッシュしたりしています。自宅の近くに「佐鳴湖」という周囲が6キロメートルほどの湖があるのですが、ここを一時間半位かけて散歩するのが週末のルーティンです。
また、同期とも仲が良く、時々一緒に遊んでいます。先日も、自宅がある浜松から名古屋まで小旅行し、大須の商店街でグルメを楽しみました。違う部署で活躍している同期に会うといろいろな刺激を受けて、「私も頑張らなければ」と気持ちが新たになりますね。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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