スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:狩野 正志

生産技術

世界に誇るものづくりの
現場で働く

生産技術(新技術開発)狩野 正志

2016年度入社/工学部出身

先見の明を感じスズキを選んだ

学生時代に所属していたサークルでは「学生フォーミュラ」に参戦していました。自分たちの手でレーシングマシンを作り上げるものづくりの経験や、兼任していたドライバーとして培った乗り手の視点は、今も日々の業務の中で活かされています。

就職活動における志望業界は自動車関連一本でした。日本の基幹産業である自動車を製造する主要メーカーの中からスズキを選んだ理由は、海外展開の戦略に先見の明を感じたからです。スズキは他メーカーに先んじてインド市場に進出し、40%を超えるシェアを獲得しています。インドは2023年に中国を抜いて人口世界一を獲得し、今後もさらに人口増加と市場拡大が進むと予想されています。そのインドの成長の波に乗る可能性があるスズキで長く活躍できる人材を目指し、入社を決意しました。

努力が認められる瞬間が喜び

学生フォーミュラ時代は、メカニックとドライバーがそれぞれベストを尽くしてレースに臨むチーム戦を戦っていました。今も形こそ変わりましたが、スズキの自動車という製品を世に送り出すためにさまざまな部門が力を合わせるチーム戦だと思っています。最良の結果を出すためにサポートしあえる環境こそが、スズキで働く魅力です。厳しいフィードバックが飛び交う時もありますが、そうした課程を経て立ち上げた生産設備を「すごくいいものができたね」と評価していただく瞬間は、私にとって何ものにも代え難い喜びとなっています。

今日も私が設計した生産設備は、スズキの工場の中で活躍し続けています。この先何年もスズキに貢献し続ける生産設備を生み出せるように、今後も力を尽くしたいと思っています。

最新テクノロジーでスズキの未来を創る

製品を製造する生産ラインの設計や管理を行う生産技術は、メーカーにとって無くてはならない存在です。スズキの工場においても溶接、プレス、塗装、組立、エンジン加工・組立、鋳造といったそれぞれのショップに専門の生産技術担当が配置され、スムーズで確実な製造をサポートしています。

私が所属するものづくり推進部 生技開発グループは、AIや自律走行ロボットシステム、設備開発、レーザー技術、画像処理、CAE、システム開発などの開発に携わるチームです。従来の工法にとらわれない新しい技術を開発し、品質及び生産性の向上に貢献することを目指しています。私の主な役割は3DCADを用いた生産設備の設計・開発から調整据付です。最近では電動化に関する案件など、今後の自動車開発で求められる技術に関する案件も多く手掛けています。最新のテクノロジーを学び続けなければならない大変さはありますが、スズキの未来に繋がるチャレンジができる仕事に、やりがいと手応えを感じています。

新プロジェクトを成功させ
社会に貢献する

スズキの自動車のラインナップは、多くを軽自動車や小型自動車で占められています。山間部や未舗装のエリア、道路が狭い地域での生活を支える存在として、社会に貢献し続けてきたメーカーであると自負しています。

スズキは2030年に向けた成長戦略の中で、データ・モノ・エネルギーの流れを最適・最小化する「スズキ・スマートファクトリー『創造』」を掲げました。その中核となる生産本部では「人と社会に必要とされるためにスズキの生産はどうあるべきか」と自問しています。私が所属する生技開発グループでは、スマートファクトリー『創造』の実現を目指し、他の課との協業プロジェクトが進行しており、私も参画しています。スズキが続けてきた社会への貢献をさらに推し進めるためにも、協業プロジェクトを成功させる形でスズキに貢献していきたいと考えています。

富士五湖周辺でキャンプ

休日は友人と一緒にキャンプを楽しんでいます。富士五湖周辺の気に入った場所で、のんびりとした時間を過ごすのがお気に入りです。
自然の中で過ごす間は、電気やガスなどの文明の利器はほとんど使えませんが、不便だからこそ味わえる非日常感がキャンプの魅力です。同じキャンプ場でも、季節によって変わる表情を見るのも楽しいですよ。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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