スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:相津 博史

設計・実験

先進安全技術でお客様を守る

設計(四輪予防安全)相津 博史

2015年度入社/理工学部出身

幅広い業務への楽しい挑戦

ブレーキ制御システムや先進安全運転支援システムの設計を主な業務とするグループのなかで、私は衝突被害軽減ブレーキのシステム設計を担当しています。これは先進安全技術の一つで、クルマに設置したカメラなどで前方の車両や歩行者を検知し、衝突する可能性が高まると、自動でブレーキをかけて衝突を回避、または衝突時の被害軽減を図るシステムです。

開発計画の立案、システムの検討、仕様調整など、その業務範囲はかなり幅広く、私にとっては恰好なプロジェクトです。そして、システム開発の仕様策定から量産まで携わることができ、自分の想いを商品に込めることが出来た実感があります。

緻密な技術をつなげていく仕事なので、エネルギッシュで柔軟なチームワークが欠かせません。“自分から動くタイプ”の私は、よく同僚や先輩社員に相談しています。たとえば「○○○の状態だから、○○○に変更したい」という話をすると、多くの方から前向きなフィードバックをもらえるので、業務が円滑に進むだけでなく自分の成長も促してくれるように思えます。

スズキを選んだ三つの理由

スズキを選んだ理由は、大きく三点あります。まずは、昔からスズキを応援していたこと。幼少のころからクルマのラリーが好きで、ジュニア世界ラリー選手権に参加するスズキの姿を見ていました。また、出身が浜松ということもあり、世界的に有名なラリーで走るスズキを誇らしく思っていました。二点目は、浜松へのUターンを希望したこと。大学や内定企業は主に関東でしたが、両親も帰郷を望んでいたこともあり、元々ファンであったスズキを受けました。最後は、“ワクワクするクルマ”の開発をめざす想いです。どこかに行くために車に乗るのではなく、車に乗りたいからどこかに行くというワクワクした高揚感が続くクルマ。これを開発するならスズキしかないと思いました。

最初の部署で、ブレーキ制御システムの本質を吸収

入社後、配属部署を希望する機会があります。そのとき、私は「ワクワクするクルマを作るにはどうすれば良いか」を考えました。閃いたのが、例えば、テニスのラケットを体の一部のように扱い、ボールを思った通りに打つことができればテニスが楽しくなる、これと同じように「クルマを体の一部のように扱えれば、ワクワク度が高まるのでは」ということです。そこで、クルマの走る、曲がる、止まるといった走行性能の開発に関わりが深い、四輪シャシー設計部への配属を希望しました。

最初に取り組んだのは、ブレーキ制御システムの設計です。急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぐアンチロック・ブレーキ・システムやクルマの横滑りを防ぐエレクトロニック・スタビリティ・コントロールの設計を担当していました。お客様の安全を担う基本機能なので、ブレーキはもちろん、エンジンやサスペンションなど関連する部品は多岐に及び、多くの社員から豊富な知見を得ることができました。

まずは、言われたことができるように

就職セミナーなどで、「言われたことだけではなく、自分で考えて行動すべき」という話をよく聞きましたが、実際に会社で働いてみると「まずは言われたことをできるようにする」ことが重要だと感じました。先輩や上司の要求が自分の認識と一致しているかどうかを確認したうえで実行する。それに慣れることで「自分で考えて行動する」ことが出来るようになると思います。

また、「学生時代しかできないことを楽しむ」という点も多くの方々から伝えられますが、これはそのとおりです。社会人になると、やはり仕事を基準にしてスケジュールをたてるようになりますから、時間的に自由でいられる学生時代にはたくさんのことに挑戦して、豊富な経験を積んでおくといいと思います。

非日常の環境でリフレッシュ

趣味は映画鑑賞です。特にディズニーアニメーションやスターウォーズ、スパイダーマン、アイアンマンなどのヒーローものなどのディズニー関係が好きで、昔からよく観ています。ディズニーランドも好きで、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーには、子どもの頃からよく足を運んでいました。

故郷でありスズキ本社の所在地でもある浜松については温暖な気候として有名ですが、おいしい食べ物の宝庫であることも特長です。特に『三ヶ日みかん』は極上で、ぜひ食べていただきたい一品です。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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