スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:南 浩成

設計・実験

電池は電動化の「キーアイテム」
~自動車業界の未来に向けて~

設計(四輪電池)南 浩成

2013年度入社/化学系学部出身

車載用電池戦略と次世代電池開発

ハイブリッド車用の電池にはリチウムイオン電池が使用されています。これはスマホやノートPCなど、今となっては多くの電子機器に使用されていますが、クルマを動かすとなると多くのエネルギーを搭載する必要があり、使い方を誤ると大変危険です。

電池には多くの種類があり、その特性を正しく理解するための調査・実験を行い、どのようにクルマに使用するかを検討しています。

また、電気自動車に使用するにはリチウムイオン電池の性能では不十分なため、大学と共同研究し次世代電池開発にも取り組んでいます。

電池の材料からパック設計まで

入社1~5年目くらいまで材料系の部署に配属され、電池材料を扱っていました。電池の基礎知識や材料の分析方法・実験方法を一通り習得しました。その後は2年弱、電池パックの設計を行っている部署に異動して設計の基礎を学びました。
現在は組織が変わり、電池専門の部署ができ、そこで上記業務を行っています。

アルバイトと学業・・・他は?

学部生の頃は学費や交通費を稼ぐためのアルバイト(接客、教育関係)と学生実験や講義の課題レポートに夢中になる日々でした。研究室に配属されてからは共通の趣味(ゲーム)で一緒に夢中になれる友達も増え、研究と趣味を両立させていました。
社会人になってからは特に海外旅行に行ける時間をなかなか確保できないので、学生の頃にもっと行けばよかったと感じます。

クルマは技術の集合体

化学系出身の自分にクルマ(機械)は無関係なのでは?と思っていましたが、研究室の先輩から自動車には機械だけでなく、電気・情報・化学など様々な技術の集合体であるという話を聞きました。
当時はなんとなく「化学の知識を活かした仕事がしたいけど他にも面白い分野があるかもしれない」と考えていた自分にとっては別分野に触れる機会にもなると考え、自動車業界に興味を持ちました。
スズキに決めた理由は共同研究を通じて研究室と繋がりがあったからです。

電池 or 分析の専門家

入社してからずっと電池に関連した業務を行っています。自動車の電動化に伴って電池はこれからの時代の中心になると考えていますが、解決すべき課題はまだまだ存在します。それを一つ一つクリアして製品に繋げられるようさらに注力したいと思います。
一方で電池に起こる様々な現象は材料に起因することが多く、材料分析にも興味があります。
どちらも化学の知識が必要な分野であり、今後も「化学」からより良い製品に繋げたいと思います。

好きなことに全力!

一言で表現すると旅行好きなインドア派です。平日夜や普段の土日は家でゲームをして過ごすことが多いですが、長期連休や有休を活用して旅行も計画し、その地の美味しいものを探索するのが好きです。
平日の疲れは休日を全力で楽しむことで解消しています。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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