スズキ株式会社

RECRUITING

Job Introduction仕事紹介

写真:小池 陽介

設計・実験

「走る・曲がる・止まる」性能を支える、縁の下の力持ち

設計(四輪シャシー)小池 陽介

2013年度入社/機械系学部出身

自分の仕事が走行性能を決める

私は、サスペンション部品のサスペンションフレーム・トーションビーム・サスペンションブッシュなどの設計を担当しています。サスペンション部品は、絶対に故障が許されないため、安全性を確保した上で操縦安定性や乗り心地といったお客様が快適に使用できる性能を作り込まなければなりません。

入社以来、一貫してサスペンション部品を担当していますが、自分で作り上げた形状が性能に直結するという点に奥深さを感じます。CAD上で形状を検討し、その形状が試作品となり、CAE解析や台上試験で評価し、トライ&エラーを繰り返す中で作り上げていく過程は、この仕事の醍醐味だと思います。

また、私の自慢はスイフトスポーツ専用のブッシュとトーションビームの開発を担当したことです。スイフトスポーツは求められる走行性能が高く、かつ軽量化や強度確保も必要であるため、それらを両立することには非常に苦労しました。しかし、先輩や上司の助けを借りながら作り込むことで、クルマの軽量化に貢献しつつ、お客様から走行性能を高く評価していただける部品に携われたことが、仕事の誇りになりました。

学生でも社会人でも
コミュニケーションが大切

学生時代はアルバイトの印象が強く、中でも塾講師のアルバイトは現在につながる良い経験だったと思います。

5人程度の少人数の中学生に数学・理科等を教えていましたが、中学生は「今の説明ではわからない」と素直に言うため、そのたびに私の説明や解説に足りなかった点がなかったかを振り返ることができました。この経験から相手の立場になって説明する能力やプレゼンテーション力を高めることができたと思います。

手の届きやすいクルマだから、
喜ばれるクルマを作りたい

私は、もともとクルマが好きで自動車メーカーで設計をしたいという思いがありました。その中でスズキを志望した理由は、スイフトスポーツやジムニーのような個性的なクルマを手の届きやすい価格で作っている点に魅力を感じたからです。

また、就職活動中に先輩社員からお話しを聞く機会があり、スズキは若手から主力で設計に携わり、グローバルに活躍していると聞きました。実際に私もスイフトの設計担当者として、設計だけでなく量産準備段階でも海外工場へ出張するなど、幅広いものづくりに携われたことで自身の成長を実感しています。

調和のとれたサスペンション設計のため、部品の知識を深めたい

サスペンション設計は、私の担当部品以外にコイルスプリング・ショックアブソーバ・ハブ・ドライブシャフト・タイヤ・ホイール等 数多くの部品でクルマの足回りを構成しています。足回り部品は、鉄・アルミ等の金属、ゴム、樹脂などを複合して使用するため、適切に使用するためには各部品と材料に対する幅広い知識が求められます。サスペンション設計は、サスペンションジオメトリや構造を自分たちで設計できることが魅力ですが、まずは各部品や材料の知識を学び設計の経験を積みながら、お客様に喜ばれるクルマの足回りを設計することが目標です。

オフは同僚に誘われて・・・

休日は家でゆっくり過ごすのが好きなのですが、会社の仲間に誘われて活動することが多いです。スズキにはいろいろな趣味を持つ仲間がたくさんいるため、退屈することがありません。

特に、仲間に誘われてマイカーでサーキットを走ったことをきっかけに、今ではクルマを思い切り走らせて操る楽しさにはまっています。
また、平日は仲間と仕事帰りのラーメンめぐりも楽しみのひとつです。

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。

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