設計(船外機)江藤 勇太
2017年度入社/機械システム系学部出身
マリン技術部では、船外機の企画・設計・実験・開発・サービス等幅広い業務を行っています。その中で私は設計グループの電装チームに所属し、船舶制御の基盤となる電装部品の設計を担当しています。
具体的には船外機を電子制御するためのリモコンやハーネスの設計、船外機を制御する制御コントローラの設計、船舶の動きを3Dシミュレーションするための環境構築等を行っています。
マリン業界には電動化や自動化に向かう流れが来ているため、将来それらの機能が実装できるように電装部品を設計することが重要となります。将来を見据えた設計には様々な知識が必要であり、日々勉強が欠かせません。大変な面もありますが、自分自身の成長が実感できるやりがいのある仕事です。
私は入社以降、マリン技術部 設計グループ 電装チームに所属しています。大学での専攻が機械システム工学でしたので配属当初は電気分野の知識が無く、電装チームの業務に不安がありました。
しかし、上司や先輩のご指導により業務のやり方を教わり、充実した社内研修で専門分野の知識を学ぶことができたため、配属当時は不安があった私も4年目の今では不安なく業務ができています。
スズキには確実に成長できる環境が整っています。
学生時代は研究に力を入れ、研究の中でトライアンドエラーの大切さを学びました。大学院で”単眼カメラでの移動物体検知”を研究テーマとし、車載カメラ画像中の移動物体を検知するプログラムを作成していました。
トライアンドエラーを繰り返す地道な研究でしたがやりがいがありました。最終的に完璧な検知はできませんでしたが、研究開始時より格段に良い結果を残すことができ、トライアンドエラーで一歩一歩前進することの大切さを実感しました。
学生時代、私は自動車等の将来技術に興味があり、自動車メーカーへの就職を希望していました。自動車メーカーの中でスズキを志望した理由は2つあります。
ひとつは、若手のうちから仕事を任されると聞いたからです。若いうちからやりがいのある仕事を担当したいと考えていました。
もう一つは、マリン分野に惹かれたことです。就職活動時の説明会で4輪・2輪だけでなく船外機を作っていること、そして全世界へ向けて販売していることを知りわくわくしました。
仕事へのやりがいとマリン分野への好奇心が決め手となました。
私はマリン業界の将来技術設計に携わりたいと考えています。将来技術としてマリン業界も自動車業界と同様に電動化や自動化に向かう流れが来ています。
私は電装チームの一員として将来技術に向けた制御設計やシステム設計をこれからも続けたいです。
現在も将来技術の基盤となる電装部品の設計に携わっていますがより最前線で担当し、お客様がより”わくわく”するような商品設計を目指します。そして、スズキ船外機の世界シェアがトップとなることを目指します。
休日はアウトドアを楽しんでいます。スズキ本社が位置する静岡県浜松市には浜名湖という大きな湖があり、釣りやキャンプを楽しめます。仕事で小型船舶免許を取得するため、船をレンタルして自分の運転で釣りをすることもあります。
また、県内に富士山があり、同僚と登ったことがあります。体力的にかなりきつかったですが、その分登頂した時の達成感がありました。日本一の山頂から眺める景色は最高でした。
他にも様々なアウトドアを楽しんでいます。
※部署名、内容はインタビュー当時のものです。